黒く塗りつぶされた1枚の絵。テレビCMから学ぶ人との関わり方。

こんにちは。

濱脇宏太です。

 

昔テレビで見たCMのなかで、人間関係での気づきがありました。

 

とある小学校の教室。机に座る生徒を横目に先生が優しく

「みんなの心に浮かんだことをそのまま描けばいいんだからね」と語りかける。

 

黄色い猫、紙からはみだしそうなクワガタ。

みんなそれぞれが自分の好きなものを描いているなか

1人の少年はひたすら画用紙を黒く塗りつぶしていく。

 

学校の先生と両親はそんな子どもの姿に不安を覚え病院へ行くことに。

 

医師からなにを描いているのかと聞かれても少年はなにも答えず、

隔離された部屋で黙々と画用紙を黒く塗り続けています。

 

あるとき1人の看護師が左上だけ黒く塗られていない絵を見つけ、

今まで少年が書いた絵を体育館に広げていくと

 

そこには大きなクジラの絵が現れます。

 

これは10年以上前にACジャパンから放映されたCMで、

スタッフが子どものころに体験した実話がもとになっているそうです。

 

子どもの自由な感性を伝える内容となりますが、わたしはこの作品から1枚の絵(事実)で物事を決めつけていないかと考えさせられました。

 

わたしは、経営者として多くの人と関わる機会を頂いていますが、一度の関わりで知ることができるのはその人の一部分であり、より理解を深めたいと思うのであれば、何度も接点を持ち「クジラの絵」のように全体を知ることが大切だと考えています。

 

弊社グローバルマネージメントも一部分にとらわれず、より大きく発展していきます。

 

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