丸紅に学ぶ変化に適応するためのさまざまな工夫 ~15%ルール~

こんにちは

濱脇宏太です。

 

 先日読んだ雑誌にあったのですが、丸紅が「15%ルール」というものを今年の4月から取り入れています。

 これは、勤務時間の15%を自分の部署とは関係なく新規事業の考案に使うというものです。これによって、自分の部署の仕事だけでなく、会社全体のことを考えるようになったり、今までなかったものを創り出すということが求められます。さらに、今までと同じ仕事は勤務時間の85%で行う必要があるため、業務の効率化も求められます。

 丸紅と同じように、今までとは異なるやり方を考案したり、勤務時間を縮小したりしている企業は最近増えてきているように思えます。20代や30代の社員に求められるものも、先輩たちがやってきたのと同じようなことをするというよりは、10年後もしくはそれ以降を見据えてどんな働き方をすればいいのか、考える力が求められるようになってきているように感じます。

 わたしが社会人になったばかりのころは、残業して長時間働くことが美徳であるかのような風習があったのですが、最近はいかに効率よく働くかが求められています。眠気覚ましの栄養ドリンクのCMも、昔は長時間労働する人を応援するようなメッセージが飛んでいましたが、今ではそれもなくなっています。

 わたしが経営を学び始めてから教えてもらったことのひとつに、「考えることは最も過酷な労働」だということがあります。今までと同じやり方を続けたり、長時間労働に頼ったりせず、自分も仕事仲間も自分の人生を大事にできるような働き方を考えていきます。

仕事も遊びも全部を大事にしていきます。

今後も弊社グローバルマネジメントをよろしくお願いいたします。

 

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