「分散投資」 実は危険?~誰もが投資家としての勉強を始める時代~
こんにちは。
濱脇宏太です。
「分散投資」をご存知でしょうか?
投資の教科書を読むと、よくニワトリの卵の例が使われています。卵をすべて同じ籠に入れておくと、その籠を落としたら卵がすべて割れてしまうため、複数の籠に卵を分けて入れておきましょうという話です。
複数の籠に分けて入れておけば、1つの籠を落としたとしても、他の籠が落ちなければ、他の籠の卵は守られ、リスクが分散されるということを意味します。
投資の世界も同じで、1つの資産にすべて投資するとリスクが集中するため、分散して投資しましょうという理論です。
さて、本日読んだ本によると、この分散投資が実はあまりよくないということです。真の投資家は分散投資などせず、逆にできる限り集中して投資するのですが、ちゃんと勉強したり、さまざまな知識を活用したりすることで、リスクは減らせるのです。
わたしは、どちらがよいのかという話をするつもりはないのですが、誰もが投資家としての勉強を始めていく必要性は感じています。
なぜなら、企業の退職金に今までよく使われていた確定給付企業年金制度が、確定拠出企業年金制度に変わりつつあるからです。
年金制度の詳細については触れませんが、これは、今まで退職時には企業からある程度決められた額が退職金としてもらえていた時代から、将来の退職金を企業に勤めながら、自分で運用していく必要があることを意味します。
つまり、退職金の運用リスクを取る人が企業から従業員へと移っているということです。
この年金制度の変化からもわかるように、自分の将来を政府や企業が保証してくれていた時代から、自分で準備していく時代に変わりつつあります。わたしは経営者として、自分の将来だけでなく、一緒に働く仲間の将来のことも考えられるための力をつけていきます。
自己投資は、最大の投資。
今後も弊社グローバルマネジメントをよろしくお願いいたします。